谷原章介(45)が、栄養を通して健康で充実したライフスタイルを送り、幅広く活躍した著名人を表彰する「第1回84(栄養)アワード」に選ばれ2日、都内で表彰式に出席した。

 日本栄養士会が、国民に栄養について広く認知、理解してもらうことを目的に制定。今年から8月4日を「栄養の日」、8月1~7日を「栄養週間」としている。谷原は6人の子供を育てながら、ドラマのほか、料理番組の司会などでも活躍することで選出された。

 「僕は役者ですが、料理番組の司会をしていて、これが今回の受賞のきっかけなら、とてもうれしい。これからも頑張って、仕事と家族のために、おいしいご飯を作っていきたい」とあいさつした。

 家でも料理を作っており「休日は、昼と夜の食事を作っています。バランス良く栄養をとることを意識しています。うちは2歳から14歳までの子供がいます。大変なのは6人もいると好きな物が分かれます。いつも、5品ぐらいは作っています」。

 また、家庭での食事について「暗い雰囲気で食べるより、どうしたら楽しく食べられるかも意識しています」という。さらに「食べることは生きることの根源でもあり、喜び。家族に食事を作る時は、苦手な物を克服するにはどう導いてあげると好きになってもらえるか、子供が6人いるので、それぞれの好み、時期に合わせ、この栄養が必要だとか、体調が悪い時はこれを食べさせてあげようという思いで作っています」と話した。「これからも、そういう思いで家族を見守っていきたい」。

 大の広島カープファン。広島の選手に作るならと聞かれると、「瀬戸内の具材が豊富なので、三原のタコとか、野菜を使った料理を作ってあげたい」と話した。