AKB48グループ総合プロデューサー秋元康氏が手掛けるテレビ朝日系「ラストアイドル」(12日スタート、土曜深夜0時5分、初回同0時35分)の制作会見が6日、都内で行われ、この日の初回収録に挑む7人が発表された。

 「プロアマ問わず兼任可能」という前代未聞の応募条件。毎週、歌やダンスなどのパフォーマンスで、挑戦者とメンバーが入れ替えバトルを行い、最終的に残った7人が年内デビュー予定だ。

 4932人の応募者があった。13年のAKB48グループのドラフト候補生だった間島和奏さん(17)は「アイドルの夢をつかみきりたい」とリベンジを誓った。ユニット「243と吉崎綾」の吉崎綾(21)は7人の最年長で「この番組を通して、年上らしい人になれるように頑張りたい」。最年少は中学2年の小沢愛実さん(14)で「8年間体操を習っていたので、体を動かすことには自信があります」とアピールした。

 サンミュージック所属のタレント安田愛里(18)は「今、ここにいられるのはスタッフさんたちが認めてくださったから。自信を胸に頑張ります」と、入れ替えバトルに気を引き締めた。

 ほかに、来月解散するアイドルグループ「オープニングシスターズ」の長月翠(17)、専門学校生の山田まひろさん(18)、仙台の地元アイドル「sendai☆syrup」元メンバーの相沢瑠香さん(18)が選ばれた。

 審査員4人のうち毎週1人が審査し、個性的なメンバー構成を目指す。会見には司会伊集院光も出席。