タレントの中山秀征(50)が、8日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、相次いで亡くした両親への思いを語った。

 昨年8月に母を、今年1月に父をともに病気で亡くした中山。両親との別れを振り返り「助けてあげられなかったっていうのが、どこまで行っても悔いしか残ってないです」と悲痛な表情を浮かべた。

 両親の最期に仕事のため立ち会えなかったという。「だからスコーンといなくなっちゃった感じで。いなくなって初めて、すごい支えだったんだなって感じた。その存在っていうのが。空洞感っていうのか、何もなくなっちゃったみたいな。支えがなくなっちゃった感じがしました」と喪失感を明かした。

 しかし4人の息子の父である中山は、「これだけ親を頼りにしてた、支えにしてた、心の中で。これからは自分が親として、自分の子どもに対してそういう親にならなきゃいけないんだなって。僕はここで初めて親になったような気がしました」と語った。