英ヘンリー王子(32)と交際中の米女優メーガン・マークル(36)が米ヴァニティ・フェア誌のインタビューで、王子との交際について初めてオープンに語った。

 マークルがヘンリー王子との交際について発言するのは、王子が昨年11月、マークルとの交際を認めるコメントを発表して以来、初めてとなる。

 同誌10月号の表紙を飾ったマークルは、「究極のところ、私たちの関係は本当にシンプルだと思います。私たち2人はとてもハッピーで、愛し合っているんです」と語った。

 さらに、「ニュースになる半年ほど前までは、非常に静かに交際していました。私はずっと仕事をしていたし、唯一、変化したことといえば世間の見方です。私自身は何も変わっていない。私は自分のままですし、彼との関係によって自身が定義されることは決してありません」と説明した。

 2人はこの夏、ヘンリー王子が20年前、母ダイアナ姫が亡くなった直後に訪れた思い出の場所、アフリカのボツワナ共和国を休暇で旅行。バカンス中に婚約したとのうわさも報じられているが、マークルは今回、このうわさには触れなかった。

 昨年7月、友人の紹介によりロンドン市内で出会った2人だが、以来、マークルの名前がタブロイドの紙面をにぎわせ続けている。ヘンリー王子も、「メディアによる恋人への虐待とハラスメントの波」として指摘するまでとなり、世界一有名なバチェラーの1人と交際するとなれば、障害は避けられない。

 これについては、「確かにチャレンジはあるし、それは波になって押し寄せて来る。時には、さらに大きなチャレンジとして感じられることも。初めからいろいろなことが、驚くほどに変化した。でも、私の周りにはサポートしてくれる人々がいるし、もちろん、恋人のサポートもあります」と語った上で、「メディアの報道は一切、読みません。本当の私を知っている人たちが、支えてくれる。それ以外のことは、雑音に過ぎません」と付け加えた。(ニューヨーク=鹿目直子)