ニコール・キッドマン(50)が17日夜に開かれた第69回プライムタイム・エミー賞授賞式で、初のエミー賞を受賞。米ケーブル局HBOのドラマシリーズ「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」への主演により、リミテッド・シリーズ/ムービー部門の主演女優賞を受賞した。

 同シリーズは5部門を制覇し、キッドマンと夫婦役で共演した俳優のアレクサンダー・スカルスガルド(41)も同部門で助演男優賞を受賞。

 しかし、スカルスガルドの名前が呼ばれると、キッドマンはスカルスガルドの唇に素早く祝福のキスをし、注目を集めた。この時、キッドマンの夫キース・アーバン(49)、および6歳と9歳になる2人の娘たちも目の前にいた。

 ツイッター上ではただちに、「ニコール・キッドマンが夫の目の前で、アレキサンダー・スカルスガルドの唇にキスした」「一番驚いていたのは、スカルスガルドだ」「夫の目の前でキスするなんて、理解できない」などと驚きを表すコメントが相次いだ。

 キッドマンはリース・ウィザースプーンと共に制作指揮も務めた同ドラマシリーズで、スカルスガルド演じる夫の激しいDVに耐えるシーンを熱演。インタビューでも、「役に入り込みすぎて、撮影終了後も精神的なダメージから立ち直るのに時間がかかった」と明かしていた。(ニューヨーク=鹿目直子)