先月29日に放送を終えたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の最終回視聴率が21・4%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチへの取材で分かった。全156回の平均視聴率は20・4%(関東地区)だった。

 最近5年間のNHK朝ドラで、もっとも平均視聴率が高かったのは2015年下半期の「朝が来た」(波瑠主演)の23・5%。16年上半期の「とと姉ちゃん」(高畑充希主演)の22・8%、14年上半期の「花子とアン」(吉高由里子主演)の22・6%が続く。13年の「あまちゃん」(能年玲奈主演)は20・6%、16年下半期の「べっぴんさん」(芳根京子主演)は20・3%だった。

 04年以降は、20%台に満たない時代が長く続いた。12年上半期の「梅ちゃん先生」(堀北真希主演=20・7%)以降、多くの作品がコンスタントに20%台を維持、伸長しており、視聴者が朝ドラを見る習慣が定着しつつある。