タレント岡田結実(ゆい=17)が5日、京都・大覚寺で、平安衣装の「十二単(ひとえ)」姿を披露し、離婚騒動渦中の両親に「見せに行きたい。今すぐに」と語った。

 この日は、人気漫画「ONE PIECE」と京都のコラボレーションで、その目玉企画イベントに登場。「ONE PIECE ART NUE 大覚寺『魔獣と姫の誓いの花』展」プレスプレビューで、十二単(ひとえ)に身を包んだ。

 「最初、きれい! と思ったんですけど、重い…。意外とずっしりきますね」。伝統の重みを感じ、表情を引き締めて、離婚問題に揺れる父の岡田圭右と母の岡田祐佳へ向けて「家族に見せに行きたいですね。今すぐに。今すぐ」とメッセージを送った。

 集英社の週刊少年ジャンプ編集長、中野博之氏(40)によると、今企画展に書き下ろされたヒロイン「菊姫」が十二単を着ていることから「岡田さんは、ONE PIECEファンであり、なおかつ、和装が似合う」として、出演をオファーしたという。

 結実は登場するなり「岡田菊姫と申します」とあいさつするなど、すっかり「菊姫」になりきって、世界観を満喫。プレスプレビューに先駆け、すでに企画展を見学しており、感想を聞かれると、父のギャグを使って父のギャグを奪って「『ウ~ワォッ』って感じなんですけど」と言い、いたずらっぽく笑ってみせた。

 スタッフや関係者らから笑いが漏れ、結実は「少々の笑い…ありがとうございます。安定ですね。もう(この空気を)受け入れてますけど」と話していた。