歌手美川憲一(71)が11日、東京・港区の草月ホールで、12日と13日に同所で行うシャンソン公演の公開リハーサルを行った。

 18回目を迎えた秋恒例のライフワーク。「18回もやったなんてね…」としみじみと語りながら「積み重ねが大切。シャンソンは私のエネルギーの源。死ぬまで歌い続けるわよ」と宣言した。

 公演には真っ赤な衣装など5着を用意。「一応、オッサンだけど、この赤いドレスも似合うから仕方ないのよ。本当は赤色は嫌いなので。でも、本当に似合うのよね」と自画自賛。「バケモノは年を取らないのよ」と自虐トークでも笑わせた。

 公演用の衣装5着に7000万円をかけ、ジュエリーは計1億円以上もするといい「全部自分で買うんだからお金がかかるのよ。月賦がきかないしね…」とこぼした。

 「芸能界のご意見番」としてもコメント。来年での芸能界引退を表明した安室奈美恵(40)には「大好きよ。かわいいし礼儀正しい」とほめた後で、「40歳になったし潮時かもね」と、突然の引退宣言に理解を示した。「いい時に終わって伝説になる。私はヨボヨボになってもしがみついてやるわよ」。

 不倫騒動の斉藤由貴(51)には「女優なんでしょ。これからは汚れ役で頑張りなさい」とアドバイスを送った。

 ジャニーズ事務所を退所した元SMAPの3人には「第2のスタートでこれからが大事。負けんじゃないわよ」とエール。初ロマンスが報じられたばかりの俳優竹内涼真(24)には「女性にもてるでしょ。でも悪女にひっかからないように」と助言した。