香取慎吾(40)が5日、2日午後9時から生放送を続けるインターネットテレビ局Abema(アベマ)TVの番組「72時間ホンネテレビ」の中で、5日に来日したドナルド・トランプ米大統領に扮(ふん)した新キャラ「カトルド・トランプ大統領」に変身して浅草に出現した。

 香取は、午後12時13分、白いリムジンに乗って登場すると、トランプ大統領そっくりの姿で「グレート グレート アメリカ チャンス!」、「サンキュー アゲイン!」、「マイ ネイム イズ カトルド・トランプ!」、「アイラブユー」などと絶叫。同行した妻役と長男役を「キミコ、ショージ」と紹介したが、長男役の子役は、香取を見て笑いが止まらなかった。

 香取は車で浅草・雷門に足を運び、街を練り歩いた。雷門前は日曜日で、国内外から多数の観光客が訪れており、本物のトランプ大統領が現れたかのような大パニックになった。外国からの観光客と握手をかわし、車に乗り込むと「少し、怖かった」と感想を口にした。SP役でゲスト出演した谷原章介(45)は「すごいタイミングで、すごいのをぶつけてくると思った。ヤバいと思った」と興奮気味に話した。

 その後、香取は浅草寺に足を運び、竹のみくじ棒を引いた。ラッキーセブン77番だったが、数字に従って引いたおみくじは、最悪の凶だった。「引っ越し、旅行、人付き合い悪いでしょう。万事うまくならないことばかりで、先が見えないでしょう…」と絶望的な結果だったが「これは俺じゃない…このキャラ。カトルド・トランプ!!」と、最悪の結果を振り払うように絶叫した。

 香取は、殺到した人をかき分けて車に逃げ込むと「AbemaTV怖い。あんなに人がいっぱい来てるのに…他のテレビ番組だったら、止める」などと、生放送中に恐怖を感じたと吐露した。