米人気歌手テイラー・スウィフト(27)が米国時間の9日、6枚目のアルバム「Reputation」をついにリリース。米USウィークリー誌などによると、今回、アルバムを購入したファンには、スウィフトからのメッセージと警告が添えられているという。

  スウィフトはメッセージの中で、「15歳の時から世間の目にさらされてきて良かったことは、音楽で生計が立てられたこと。悪い面は、私の失恋がエンターテインメントに利用されたこと」と説明。

 さらに、ソーシャルメディアによる副作用についてファンに警告した上で、「大きな声で言わせてほしい。誰かを知っているつもりでも、実際は、彼らが私たちに見せようとしている部分しか知らないということ。そこにはただの”評判”しかない」と書かれているという。アルバムのタイトルを「Reputaion(評判)」にした理由にもつながるメッセージといえる。

  「1989」以来、3年ぶりの同アルバムはスウィフト自身やジャック・アントノフ氏らがプロデュース。英人気シンガー・ソングライターのエド・シーランとのコラボ曲も含まれている。

 先月発売となった同アルバムからのシングル曲「Gorgeous」は、交際中の恋人ジョー・アルウィンについて歌ったもので、新曲「This Is Why We Can’t Have Nice Things」は、長年にわたる確執で知られるラップ歌手カニエ・ウェストについての曲であると報じられている。(ニューヨーク=鹿目直子)