米ロサンゼルスを拠点に活躍するシンガー・ソングライターのメイジー・ケイ(18)が5日、都内でショーケース・ライブを行った。今回が日本初お披露目で初来日となった。

 多くの関係者たちを前に、少し緊張した面持ちで登場したメイジーは、「Disguises」など3曲を披露。透明感のある、透き通った歌声で観客を魅了した。最後は、日本人歌手のAnlyとのコラボも行い、日本版で先行収録した「Distance」もデュエットした。

 音楽制作についてメイジーは、「毎日午前3時になるとインスピレーションが湧いてくるんです」と話し、今後は「英語にはないアイデアも取り入れていきたいですね」と楽曲制作に意欲を見せた。

 音楽プロデューサーでソングライターのジェフ・ミヤハラ氏は、「繊細さとはかなさを併せ持つ歌唱力にほれ込みました。サラ・ブライトマンやエンヤといった歌姫たちに仲間入り出来るほどの力の持ち主です」と絶賛している。

 また、今回のデビュープロジェクトとして彼女は、「ARの活用」にもチャレンジ、ARレコードブックを制作。その中の特定の場所をかざすと、楽曲やミュージックビデオがモバイルを通して楽しめることも始めた。日本版ARレコードブックは今後販売が予定されている。今後もテクノロジーを生かした「新たな楽曲の楽しみ方」として積極的に取り組んでいくという。