離婚による親権問題および離婚調停がひとまず落ち着きを見せているアンジェリーナ・ジョリー(42)とブラッド・ピット(53)が、今年のクリスマスには一緒に過ごすのではないかとの憶測が報じられている。

 ある情報筋が米情報サイトに明かしたところによると、2人はお互いの違いを埋める努力をしており、復縁の可能性を否定してはいないという。「ホリデーシーズンになると、ブラッドは家族のことを考えて感傷的になる。アンジェリーナも、彼が子供たちを甘やかすことについては特に異論はない」と話している。

 しかし、それだけではない。今年はジョリーが監督を務めた新作「最初に父が殺された」(2017年全米公開)がアカデミー外国語映画賞のカンボジア代表に選ばれたことで、ピットがサポートする可能性が高いという。

 関係者は、「ブラッドとその製作会社が、アンジェリーナの作品をサポートする予定だ。2人は復縁することがお互いのキャリアのためになり、受賞のチャンスを増やすことも十分わかっている」と語っており、来年1月初めのゴールデン・グローブ賞授賞式前にも、ピットが同作品のサポートのためのイベントに出席すると見られている。

 ピットの長男への虐待疑惑がもとで泥沼の離婚劇となった2人だが、ある情報筋は、「ブラッドはアンジェリーナと別れてから大きく変わった。家族を取り戻したがっているが、すべてはアンジェリーナの決断による」と語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)