シリーズ最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」(15日公開)の「プレミアム・ナイト前夜祭 特別上映会」が14日、全国32会場で行われ、大阪・TOHOシネマズ梅田には、持ちネタに「スター・ウォーズ漫才」を持つ兄弟漫才コンビ「ミキ」が参加した。

 今年のM-1グランプリ決勝でも「スター・ウォーズ漫才」を演じ、3位に入ったミキは、それぞれ思い思いの装いをした限定733人の一般客とともに入場。「M-1でスター・ウォーズ漫才やったから、呼んでもらえた」「皆さん、僕たち、日本で一番おもろい兄弟ですよ」などと絶叫。昴生(こうせい=31)亜生(あせい=29)は、光らせた剣を高く掲げ、興奮しながら話した。

 シリーズ第8作の今作は、前作「フォースの覚醒」(15年公開)のその後を描き、兄弟は「前回はプライベートで公開すぐに見に来た。今作は(前夜祭に)来られて、こんなうれしいことはない」。漫才では弟の亜生が、スター・ウォーズをよく知らない設定だが、兄昴生によると「実は亜生の方がめちゃくちゃ好きなんです」と明かした。

 その亜生は「もう何がいいって、全部! 主人公がちょっとずつ力を手に入れていくのが、最高にいいですよね」と言い、「真っ先に見終えたら、みんなにネタばらししたい」といたずらっぽく笑った。

 昴生も「グレードアップしていくのがいいところなので、僕たちのネタも(最新作を)見終えたら、ちょっとリニューアルして、グレードアップすると思います」と、漫才のネタもブラッシュアップすると、約束した。

 M-1で決勝へ進んだ後、仕事も増えたといい、兄弟は「おかげさまで4月までスケジュールが埋まっています。4月までは何とか生きていけます」と感謝していた。