元衆院議員の上西小百合氏(34)が、政治、社会問題風刺ネタで話題のウーマンラッシュアワーを絶賛した志位和夫共産党委員長(63)について「議員がタレントにぶら下がってんじゃねえよ」と批判した。

 同コンビが17日放送のフジテレビ系「THE MANZAI」で披露した漫才は大きな反響を呼び、賛否両論を巻き起こしている。そんな中、志位氏は21日、ツイッターで「『ウーマンラッシュアワー』はすごい才能だ」と絶賛。「『沖縄が抱えている問題は』『辺野古基地問題』『その他には』『高江ヘリパット問題』『米軍に思いやりをもつ前に』『沖縄に思いやりを持て』!。速射砲のように繰り出される政治風刺。笑いこそ、政治風刺の最高の武器だ。日本にもっと笑いを。もっと風刺を!」と興奮気味につづった。

 ウーマンラッシュアワーの村本大輔は志位氏のツイートに「ありがとうございます」と感謝するとともに、「どんだけいいネタ作っても、芸人のくせに、村本のくせに、とののしられ、やっと稼いだギャラもよしもとに搾取されます。。村本にも、芸人にも、おもいやりを持てという街頭演説をしてください。」と冗談まじりに返した。

 一方、上西氏は「国会議員がこの言葉。情けない。自分達がいつも言っている事が国民に全く伝わってないのを認めただけ。今の国会議員の一番の罪は無名な人の集団って事なんだろう。議員がタレントにぶら下がってんじゃねえよ」と志位氏をバッサリ。

 自身はウーマンラッシュアワーの話題のネタについて「風刺って意味では別に感想なし。ただ立派なリズム漫才だった。まあ、あれしかやりようないから技術としては高いんだろう」と辛口評価だった。