エジプト政府が発表した歴史的大発見「マグナストーン」の発掘を独占取材したTBS系「林修の歴史ミステリー」が、来年1月3日午後9時から放送される。

 この石版は、エジプトの古代文字解読のきっかけとなったロゼッタストーンよりも古い年代に作られたことが判明している。石版に刻まれた文字は、エジプトの女王、クレオパトラの墓発見につながる重要証拠と期待されている。大発見は、ツタンカーメンをもしのぐ財宝発見も予想されている。

 マグナストーンが発見されたのは16年冬。エジプト第2の都市アレキサンドリアから西へ約45キロ離れた遺跡、タップオリシスマグナで、考古学の世界的権威であるザビ・ハワース博士が発掘を指揮した。現在、記された文字の解読がエジプトで進められており、「ここは我々王家にとって非常に重要な場所」と記されている。

 成田雅仁プロデューサーは「あのロゼッタストーンより古い年代に作られたマグナストーンには、世界の歴史を塗り替える可能性があります。これまで『ロボットカメラによるピラミッド内部の謎の空間発見』や『ツタンカーメン王のミイラをSTスキャンにかけ死因の定説を覆した』天才考古学者のザヒ博士とともに、世紀の発見に向けて期待が高まります」と話している。