KAT-TUN亀梨和也(31)が6日、都内で行われたフジテレビ系主演ドラマ「FINAL CUT」(9日スタート、火曜午後9時)の制作発表で、星野仙一さんをしのんだ。

 レギュラー出演する日本テレビ系「Going! Sports&News」を通じて親交があった。「びっくりしました」と切り出すと、同番組収録のため、東日本大震災で被災した子供たちと、楽天の試合を見に行った思い出を振り返った。「すごく印象に残っています。当時の星野監督が、現役だった山崎武司さんに試合前に声を掛け、『タケシが本塁打を打つよな』とムチャぶりしたんです。すると、山崎さんが本当に打ったんです。子供たちに夢を見せてくださった」と懐かしんだ。

 印象や人柄については「自分が子供の頃は、熱い、怖いというイメージがありましたが、じかに話すと、本当に優しくて。笑顔のすごく印象的な方でした。日本の野球文化にたくさんのことを与えてくださった。残念です」と話した。