女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の5日放送の第78話が19・0%、6日放送の第79話が18・7%、8日放送の第80話が16・6%(すべて関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 リリコ(広瀬アリス)の猛特訓を受け、いよいよ寄席デビューした乙女組。腰巻き姿に裾を上げて高座にあがるアイデアが受け、乙女組の安来節は大盛況におわる。一方、キース(大野拓朗)は、世界一の芸人になるため渡米を宣言。そして、北村笑店は東京進出を計画する。そこで、東京の落語家に会いにきた藤吉(松坂桃李)は、東京の寄席でキースを目撃。そんななか、関東大震災が発生する、という内容だった。