プロ野球の元日本ハム監督で、大腸がん闘病中の大島康徳氏(67)が、がん性心膜炎のため亡くなった人気ヒップホップグループET-KINGのリーダー、いときん(本名・山田祥正=やまだ・よしまさ)さんを追悼した。

 大島氏は3日、ブログを更新。いときんさんの訃報に触れ、「闘病中でいらしたET-KINGのいときんさんが旅立たれたという悲しい知らせ 私も、私の家族も胸が痛くなる思いで受け止めました」とつづった。

 面識はなかったが「病で闘病中の方とは どこか仲間意識のような感情があり…言葉にせずとも心を寄せさせて頂いているところがありました」という大島氏。「38歳という若さで…本当に残念です。悔しいです」と、早すぎる死を悼んだ。

 しかし大島氏は前を向き、同じく闘病中の人たちに向け、「いときんさんは『生きろ!』と強いメッセージを下さいました。そのメッセージをしっかりと受け止めて顔を上げて行きましょう!」と呼びかけた。