11日に放送されたTBS日曜劇場「99・9-刑事専門弁護士-SEASON2」(毎週日曜午後9時)の第5話の平均視聴率が17・0%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 1月14日に放送された初回の平均視聴率は15・1%、同21日に放送された第2回は18・0%、同28日の第3回が16・2%、2月4日放送の第4回は16・8%(いずれも関東地区)だった。

 嵐・松本潤が主演を務め2016年4月期に放送して大きな話題を呼んだドラマの続編。個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく新感覚の痛快リーガル・エンターテインメントドラマ。

 タイトルの「99・9」は、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)を示している。

 第5話では、大怪我をした志賀(藤本隆宏)と奈津子(渡辺真起子)が刑事裁判の弁護を協力してほしいと相談にきた。事件は、女子高生に対する強制わいせつ。17歳の山崎大輝(市川理矩)とその友人・大江徳弘(福山翔大)が、容疑者として起訴されていた。さっそく山崎の元へ接見にいった深山(松本潤)と舞子(木村文乃)は、警察に脅されて自白したということを知る、という内容だった。

 

 SEASON1では「松本潤が日曜劇場初主演&弁護士役に初挑戦」「刑事専門弁護士に特化したドラマは連続ドラマ史上初」といった点が注目を集め、第2話と最終回で平均視聴率19・1%を獲得。全話平均視聴率でも17・2%と人気作品となった。

 

 同局の前作「陸王」は最終回で視聴率20・5%を記録しており、骨太作品が続く中でどこまで数字を伸ばせるかにも注目が集まりそうだ。