タレントの武井壮(44)が、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)の「嫌われたくない」発言に「アウェーなときがあるのは当たり前」とエールを送った。

 羽生選手は、18日に平昌のジャパンハウスで開いた会見で「本当の気持ちは、『嫌われたくない』とすごく思う。しゃべればしゃべるほど嫌われるし、いろんなことを書かれるし、うそみたいな記事がたぶんこれからもっと出てくるんだろうと思う」と自身をめぐる報道に言及する場面もあった。

 19日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」では、羽生選手の会見を取り上げた。コメンテーターを務める武井は、「表に出る人は、みんなこの気持ちを抱えていると思う」「俺だって、『年取って筋肉の腐ったゴリラ』とか書かれている」と羽生選手の発言に理解を示した。

 その上で武井は、「羽生くんはアイススケート界で愛されすぎているから。何をしたって、みんな『羽生くんすてき』ってなる。それで違うところに出ていくと、空気がアウェーなときあるのよ。それは当たり前のこと。何を言ってもファンはキャーってなる超スーパーアイドルが、たまにバラエティー出ると、ちょっと“スンッ”てしちゃうのと同じ感じ」と指摘した。

 それでも羽生選手にはアンチの数をはるかに上回るファンがついているとして、武井は、「全然気にしないでほしいです。スーパースターだから」と語った。