俳優宮沢氷魚(23)が27日、横浜市内で、初主演となるNHKBSプレミアム「R134/湘南の約束」(6月27日午後9時)の会見を、共演の野球解説者の三浦大輔氏、ニーナ・ムラーノと行った。宮沢は「初主演ドラマということで、とても光栄です」。さらに「ずっと前からこのチームでやっていた気になるくらいのチームワークなので、これからの撮影も楽しみです」と語った。

 バーの店長を演じる三浦氏は「緊張しっぱなしで、今日も不安いっぱいで来ましたが、共演者の皆さんに声をかけていただき、頑張ることができました。役者ではありませんが、元プロ野球選手として、これも1つ良い経験になるかなと思います。神奈川に来て27年目、このドラマに関われて幸せ」と語った。ニーナは「宮沢さんは会った瞬間、可能性を秘めた才能のある俳優だと思いました」。

 物語は10年前のある事件をきっかけに故郷の神奈川・葉山町を飛び出した青年が、偶然、出会った米国の老婦人と接することで、避けていた故郷への思いなど、変化していく姿を神奈川の魅力とともに描く。