ピース又吉直樹(37)が芥川賞を受賞した小説「火花」が、女優観月ありさ(41)主演で舞台化され、「火花~Ghost of the Novelist~」(東京・新宿の紀伊国屋ホール)として、3月30日から上演される。観月は自身の「女優観月ありさ」役と合わせて3役、又吉も「小説家又吉直樹」役で出演する。

 ◆「火花」 15年1月に雑誌「文学界」(文芸春秋社)に掲載され、同年3月に単行本として出版。同年上期の芥川賞を受賞し、累計300万部超の大ヒットとなる。林遣都主演でドラマ化され16年にNetflixで配信、17年にNHKで放送された。同年秋に菅田将暉と桐谷健太のダブル主演で、板尾創路が監督を務め映画化。今回、観月が主演を務める舞台は、東京公演が3月30日から4月15日まで東京・新宿の紀伊国屋ホールで、大阪公演が5月9日から12日まで大阪・松下IMPホールで上演される。