16年10月期に放送されたTOKIO松岡昌宏(41)のテレビ朝日系主演ドラマ「家政夫のミタゾノ」の続編が、4月から放送されることが2月28日、分かった。タイトルは変えず、新シリーズとして前作と同じ金曜午後11時15分から放送。前作で話題となった女装姿も引き続き披露する。

 松岡が演じるのは、家政婦紹介所に所属する男の家政婦、三田園薫(みたぞの・かおる)。男性ながら家事全般を完璧にこなしてしまう「一流家政夫」だ。派遣されるごとに家庭の秘密を知ってしまい、問題点や秘密を暴くうちに人間関係を崩壊させ、同時に家庭の再スタートへのきっかけを作っていく異色のダークヒーロー。今作は、消息不明になっていた三田園が突然紹介所に戻って来るシーンからスタートする。

 松岡は撮影中、実際にブラジャーを着けるなど本格的な女装に挑戦。不気味なキャラクターも相まって話題を呼び、前作は深夜時間帯ながら全話平均視聴率7・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。視聴者から続編を希望する声も多く、新シーズン放送が実現した。

 松岡は「またこうやってやらせていただけるのは役者冥利(みょうり)につきますね。本当にうれしいです」と大喜び。このほど写真撮影のために1年半ぶりに女装し、「久々に三田園になったわけですが、案外すんなり戻れたことにびっくり。それくらい自分の中に染み付いていたんでしょうね」と笑った。