舞踊家の花園直道(29)が11日、エルセラーンホール(大阪市北区)で「花園直道 Tour in OSAKA2018」を開催した。踊りあり、歌あり、三味線ありの舞台で大阪のファンを魅了。「これからも、大きな高みを目指していきます」とさらなる成長を誓った。

 舞台は2部構成で、第1部は台湾民族舞踊との初コラボレーションとなる「日台舞踊ドリームステージ」。この公演のために来日した娜雲飛(ナーユンフェイ)舞踊団の陳希玲リーダーは「皆様にエネルギーをもたらすことが出来たら」。二胡奏者の李■(リーポン)は「初めてのコラボで不安、緊張もあったが、すごく楽しかった」と振り返った。

 第2部「スーパー日舞」は、マイケル・ジャクソンの楽曲にのせた舞踊とダンスで開幕。ヒット曲「東京・ア・ゴーゴー」や、タップダンス、古典舞踊などで観客を沸かせた。

 終盤には、来場していた俳優大村崑(86)も登壇した。大河ドラマ「西郷どん」にも出演したベテランは、以前から親交のある花園を絶賛。「この子しかできない芸。どこに行っても引けを取らない。一生懸命やっていたらご褒美がある。私も大河ドラマに出ました。(花園も)元気で一生懸命やっていたら、紅白というご褒美がありますよ」と激励した。

 また、花園は9月13日に大阪・NHKホールで公演することも発表。「また1つ、チャンスをいただきました」と意気込んでいた。

※■は(草カンムリに凡)