佐野元春(62)が1日、2年ぶりの全国ツアー最終公演を東京ドームシティホールで開催した。

 最新アルバム「MANIJU(マニジュ)」を引っ提げてのツアー。今年2月に開始し、6都市で7公演を開催した。公演は2部構成で行われ、2部ではアルバム収録曲12曲中、11曲とほとんどを披露。2時間半以上にわたり、全身で軽やかにビートを刻みながら、「約束の橋」「アンジェリーナ」を含む計27曲を披露した。

 アンコールでは「東京の皆さん、ありがとう。すごくうれしい。知っている人もいると思うけど、僕はつい最近、誕生日を迎えました。新・佐野元春です」と、集まった2200人にユーモアたっぷりにあいさつ。最後に「もう何も言うことはありません!」と満足げな笑みを見せると、会場から大きな拍手と歓声が起きた。