「おかあさんといっしょ」の11代目うたのおにいさんを務めた歌手で俳優の横山だいすけ(34)が7日、兵庫県立美術館(神戸市)で開幕した特別展「ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~」(7月1日まで)を訪れた。同大博覧会のオフィシャルサポーターを務める横山は亡くなったアニメーション映画監督の高畑勲氏を1ファンとして追悼した。

 同博覧会では高畑氏が監督した作品を含め約3000点の資料やポスター画などを展示。「かぐや姫の物語」が好きだという横山は「高畑監督の作品に対する思いジブリ関係者の方から直接、聞いていた。個人的な面識はなかったですが、すばらしい作品を世に残していただいた。1ファンとして感謝の気持ちでいっぱいです」と悼んだ。

 この日、同博覧会には多くのジブリファンが訪れた。関係者によると、同博覧会では高畑氏を追悼する記帳所などを設置する予定はないという。関係者は「あまりにも急でしたので、今は何も決まっていませんが、ファンの方のために何かできることはないかと思っています」とした。