爆笑問題の太田光(52)が、オフィス北野の内紛騒動をめぐる浅草キッド水道橋博士(55)のもくろみを推察した。

 8日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」はオフィス北野の一連の騒動を取り上げ、水道橋博士がマスコミの直撃取材を受けるVTRもオンエア。太田は「ひとつ気になったのは、博士がマスコミに囲まれてちょっとうれしそうだった。あくまで主観ですけどね」と指摘し、笑いを誘った。

 たけし軍団がオフィス北野森昌行社長の“裏切り行為”を告発したことにより勃発した今回のお家騒動。軍団の中でも水道橋博士は、反論する森社長に対し当初からツイッターで「まだまだ、何発も残っているがよぉ」と追撃の手があることを示唆するなど、全面的に争う姿勢を見せていたこともあり、元たけし軍団の東国原英夫氏などから今回の騒動の“仕掛け人”と疑いの目を向けられている。

 テリー伊藤が、今回の騒動の落としどころとして「森社長と軍団は後楽園ホールのリングの上で闘う。TBSで3時間特番やるくらいの、すっ飛ばした方が面白い」とテレビプロデューサーの視点から着地点を提案すると、太田は「博士は実はそれをやりたいんじゃないかなと思う」と水道橋博士の腹づもりを推し量った。

 長らく犬猿の仲だった太田と水道橋博士。昨年10月に放送されたテレビ東京系「おはよう、たけしですみません。」での共演をきっかけに確執は解消されたが、つい先日は太田がラジオ番組で水道橋博士を挑発する発言をしたことから、それぞれの番組やSNSを通じてバトルを繰り広げていた。

 そんな水道橋博士が“仕掛けた”とされる今回の騒動はドロ沼化しており、当人も「想定外」ともらして「火消し」に走り始めているが、太田は「あの人の冗談って伝わりづらい。それが芸人として致命的」と毒づいて笑いを誘った。