女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)11日放送第9話の平均視聴率が20・5%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、母の晴(松雪泰子)と大げんかをした鈴愛(矢崎由紗)は涙を流し家を飛び出した。そして律(高村佳偉人)の家にたどりつく。迎えに行った晴は、律から思いがけない話を聞く。鈴愛は、ブッチャー(大竹悠義)から名前をからかわれたが、それは晴がつけてくれた名前なので、鈴愛は晴を気遣って一連の経緯を話さなかったのだ。晴は鈴愛の優しい気持ちを知り、2人は仲直りする。

 翌朝になり、鈴愛は左耳の異変を訴える。岡田医院に行き、院長の貴美香(余貴美子)に診察を受けるが、原因が特定できない。鈴愛は名古屋の大学病院で精密検査を受けることになる。