演歌歌手の岩本公水(42)が15日、都内で開催された「歌唱全国大会2018決戦大会」に特別ゲストとして出演した。国内最大級の規模を誇るカラオケ団体の「全日本音楽教室指導者連合会」(全音連)が主催するイベントで、岩本は全音連・海沼実会長の推薦で出演。同会長のプロデュースで、昨年リニューアル発売した「品川音頭2017」を披露した。

 「品川音頭」は78年に都はるみの歌唱で発表されたもので、約40年の時を経て岩本が受け継ぐことになった。浜野健品川区長らが見守るなかで、熱唱した岩本は「都はるみさんが歌っていたものを継承した大切な曲。これから全国に広めていきたい」と意気込みを語った。

 また、今年が童謡100周年で、海沼氏率いる「音羽ゆりかご会」が創設85周年という節目の年であることから、イベントでは音羽ゆりかご会合唱団が童謡を披露。岩本も童謡100周年記念アルバムに収録された曲を歌い、会場を盛り上げた。