女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)20日放送第17話の平均視聴率が20・2%、21日放送第18話の平均視聴率は18・3(ともに関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)は登校時の男子生徒のカセットテープの落とし物の出来事を、放課後にブッチャー(矢本悠馬)や菜生(奈緒)らに伝えると、律(佐藤健)は、その学生ともう一度会えたら、それは運命の出会いかもしれないと話した。一方、晴(松雪泰子)のお店では、主婦による建設計画のサンバランドの話題で現実的に議論が展開されるが、宇太郎(滝藤賢一)らは喫茶店ともしびで、営業に来たボディコン女性と楽観的にランバダのダンスで盛り上がっていた。その数日後、同じ場所のバス停でバスを待っているとその男子生徒が現れ、好意をもっていたことを告げられ、週末に人生初めてのデートすることになった。しかし、この先をどうすればもてるか知りたい鈴愛は律に相談しアドバイスを求めた。そしてデート当日、律はデートの成功を願っていたが、どことなく晴れない気持ちで過ごしていた。その鈴愛はバックの中に付け耳を入れてデートに行っていた。