橋下徹前大阪市長(48)が28日正午から生放送されるカンテレ「胸いっぱいサミット! 言いたい放題ぶった斬り! 生激論2時間SP」(関西ローカル)に出演する。橋下氏は、同番組パネリストとして出演する元宮崎県知事でタレントの東国原英夫(60)とのバトルを予告した。

 東国原は12年12月の衆院選に日本維新の会の比例単独候補として近畿ブロックから出馬して当選。橋下氏は同党の共同代表を務めていた。1年後、東国原は議員辞職した。かつての盟友に橋下氏は「確認したいことがある」と前置きしながら「以前一緒に、日本の国の形を変えようと。中央集権から、地方分権の国に変えようという本当に純粋な熱い熱い想いを持った東さんと政治グループを組んで、何年か一緒にやりました。その純粋な熱い気持ちがまったくなくなったのか、どうなのか」と話した。

 2人だけで語り合った広島の激論も思い出しながら「あれだけ熱く語っていた東さんと、今の東さん。いったいどっちが本当の東さんなのか(笑い)。2人で広島でね。語ったんですよね。今の東さんが仮なのか。あの広島の純粋な東さんが仮なのか。地方分権やるっていってたじゃないですか!いや、カネだ!ってなるのかどうか」と直球勝負を挑むことを宣言した。

 大阪市長時代は「くそ教育委員会」など過激な発言で「敵」を作り、数々のバトルを繰り広げてきた橋下氏。生トークバトルに「生放送はみんなが、大丈夫か? っていう雰囲気になるのでね。こっちもプロのタレントじゃないから、サービス精神を持たなくてもいいとは思うんですが、東さんとかと話すとつい調子に乗っちゃってね(笑い)。ピーが入らないんで。禁止用語とか注意しながらね。でも、生だと、その時のホットな情報を元に編集抜きにやるっていうのが、緊張感あっておもしろい」と不敵な笑みを浮かべた。

 番組MCはますだおかだ増田、ハイヒール・リンゴが務める。