ハリセンボン近藤春菜(35)が、脊髄損傷の大けがを負い、両下肢麻痺のため歩くことや脚を動かすことができない状態だと明かした仮面女子の猪狩ともか(26)にエールを送った。

 猪狩は8日放送の日本テレビ系「スッキリ」に電話出演。「このたびはたくさんの方に心配をかけてしまって本当にすみませんでした」と謝罪するとともに、「私は自分の現実を受け入れて、いま前を向いています」と呼びかけた。

 猪狩は今年4月、都内で歩行中に倒れてきた看板にあたり負傷し、緊急手術を受けた。7日に更新したブログで現状を報告。脊髄損傷の影響による両下肢麻痺のため歩くことや脚を動かすことができず、「治る可能性は極めて低く、今後、車いすでの生活を余儀なくされました」と明かした。

 それでも今後も車いすで芸能活動を続ける意欲を見せ、リハビリに励む姿をブログで公開した猪狩の前向きな姿勢に、MCの加藤浩次は「強いよね。リハビリやってる姿ってあまり見せたくなかったりするじゃないですか。それを公開してみんなに勇気を与えたいって、すごいなと思う」と感銘を受けた。

 近藤も「すごい。(自分の状況を)受け入れるのに時間が掛かったとおっしゃってますけど、1カ月も経たないうちに受け入れて、本当に強い女性だなと思う。ブログの文面とか笑顔の写真を載せることで、心配してくださってることで『心配しないで』って伝える、まず人のことを考えているっていう優しさもすごく感じて、本当に素晴らしい方だと思った」と感嘆。「私も応援させていただきたい」と語った。