阿部純子(25)イッセー尾形(66)が21日、東京・麻布台のロシア大使館で、日露戦争時に愛を育んだ日本人とロシア人を描いた映画「ソローキンの見た桜」(井上雅貴監督、来年春公開)の製作発表会見を行った。

 今年は日本とロシアの交流年で、6月に松山市で、7月にロシア・サンクトペテルブルクで撮影が予定されている。阿部は「今から胸がいっぱいです。日本とロシアのきずなが深まるきっかけになればいい」と話した。ロシアへ行くのも、ロシア人俳優との仕事も初めてで、阿部は「たくさん学ばせていただくのが楽しみです」。

 捕虜収容所の所長を演じるイッセーは、制服にサーベルの衣装で登場「ロシア大使館での会見ということで、衣装が一番いいんじゃないかと思って。着てきて良かった。この映画に出られたことはとても光栄です」と話した。