女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)22日放送第44話の平均視聴率が20・9%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)が実家に帰った楡野家では、秋風(豊川悦司)が頭を下げ、なくなったと思っていたネームが見つかったことを告げ謝罪した。すると鈴愛は謝っている姿を使い捨てカメラで記念にとパチリ。これからは呼び名の“岐阜の猿”を使わないことや、メシアシではなく秋風漫画塾の特待生で受け入れてもらうことなどを取り付けた。秋風が帰る際、鈴愛がお礼を告げると、秋風は振り返らず指をパチンと頭上で鳴らし格好いいところを見せた。一方、秋風の道案内として帰ってきた律(佐藤健)は、一緒に来た朝井正人(中村倫也)とともに川辺に散歩。そこで律は、鈴愛との過去の事や高校時代に1度だけ会話した弓道女子の伊藤清(古畑星夏)のことが現在も好きでいる事などを話した。鈴愛は東京へ戻りアシスタント生活をスタートさせた、という内容だった。