EXILEが、約2年半ぶりにステージ復活した。24日、千葉・幕張メッセで行われたEXILE THE SECONDの全国アリーナツアー千秋楽公演のアンコールで、メンバー15人がサプライズで登場した。

 ステージの円形ビジョンに、9月からの全国ドームツアーの告知が流れ、さらに「今夜、新たな歴史が刻まれる。」という文言とともにメンバーが登場すると、2万4000人の大歓声が会場を包んだ。流れたのは、代表曲「RISING SUN」のイントロ。「EXILEの精神や軸というか、魂になっている曲。会議でも自然と決まりました」(AKIRA=36)。15年12月27日の福岡・ヤフオクドーム以来のステージでのパフォーマンスに、歓声はさらに大きくなった。

 ボーカルのATSUSHI(38)は「お久しぶりです。EXILEがステージに帰ってきました!」とあいさつした。16年8月、自身の海外留学を発表。メンバーはソロ活動や各グループでの活動に専念してきた。ATSUSHIは「ファンの皆さま、お待たせしました。この2年半は、これからの個人にとっても、EXILEにとっても必要な時間でした。みんながEXILEへの思いをつないでくれたと実感しました。でもその夢をつないでくれたのは、全員がEXILEでもあるSECONDのみんなです」と涙ながらに感謝する場面もあった。

 2月に配信の「PARTY ALL NIGHT」、未発表の新曲「HEADS or TAILS」も披露して、新しいEXILEも印象づけた。

 EXILEは今後、9月15日の京セラドーム大阪公演を皮切りに、全国ドームツアーを開催。さらに、この日のEXILEのステージ歌唱部分は、新アルバム「STAR OF WISH」(7月25日発売)に収録されることも決まった。AKIRAは「新しいEXILEを感じてもらえると思いますし。過去とも交差する作品になると思う。EXILEがてんこ盛りです」とアピールした。