米女優アンジェリーナ・ジョリー(42)が、離婚調停中の米俳優ブラッド・ピット(54)との親権協議の影響で、子供たちを国外に連れて行けずに激怒していると報じられた。

 ジョリーは映画「マレフィセント」続編の撮影のために渡英することが決まっているが、親権協議中の6人の子供を撮影地ロンドンに連れて行くことができずにいるという。

 ジョリーは2016年9月に3人の養子を含む6人全員の単独親権を求めて離婚を申請したが、ピットはアルコールを断ってカウンセリングを受けるなどしながら、「子供たちとの時間を確保したい」と粘り強く協議を続けてきた。

 関係者によると、ピットの努力もあって関係は徐々に回復しており、現在は子供たちのためにうまく協議をまとめようとしている段階だと言うが、ジョリーは協議が進まない現状にいら立ちを募らせているという。

 一方のピットは、子供たちと一緒に夏を過ごすために米ロサンゼルスで撮影する映画への出演を決め、ジョリーが渡英している間は自宅で子供たちと過ごす万全の体制を整えているという。(ロサンゼルス=千歳香奈子)