TBS系連続ドラマ「花のち晴れ~花男Next Season」(火曜午後10時)の今日12日の放送回で、7年ぶりに俳優復帰した嘉島陸(19)が物語をかき回す。

 00年代に人気子役として活躍していた嘉島が、この復帰作で演じているのは、悪役。現在、杉崎花が演じる主人公の江戸川音と、King&Prince平野紫耀が演じる神楽木晴と、中川大志が演じる馳天馬の恋の三角関係がヒートアップしている中、馳の腹心役(桃乃園学院の生徒会副会長)として、暗躍しようとする。

 嘉島は「近衛のたくらみ、怖さというか悪役感が出るといいなと思います。特に表情は大事にしていきたい。表情で伝えていくことを鍛えて、無言の、せりふのない中でも何かを伝えていけるようになりたいと思っています」と話した。

 かつては、08年TBS系ドラマ「流星の絆」で関ジャニ∞錦戸亮が演じた主人公の弟の幼少期や、11年NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で向井理(36)が演じた徳川秀忠の幼少期を演じるなど、天才子役と呼ばれていた。

 折り紙付きの演技が、本格的に発揮される今夜は、ドラマの物語が大きく動きだす回でもあるだけに、注目だ。