女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)15日放送第65話の平均視聴率が21・6%、16日放送第66話の平均視聴率が21・7%(ともに関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は6月6日放送第57話で鈴愛が正人に突き飛ばされ失恋した回の21・9%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、裕子(清野菜名)のデビューが決まり、様子がおかしいボクテ(志尊淳)。ある日、ボクテは鈴愛(永野芽郁)に「神様のメモ」のストーリーを使わせて欲しいと懇願する。ボクテの切実な願いに鈴愛は戸惑いながらも了解を示した。後日、朝早くに鈴愛の部屋の扉がたたく音が。寝ぼけながら開けるとマネジャーの菱本(井川遥)が、ネタをパクられたと慌てながら話しこんできた。他社の「月刊アモーレ」に鈴愛が考えた「神様のメモ」を、ボクテが自らの作品として発表していた。秋風(豊川悦司)は裏切りとエロ漫画に仕上げたことに落胆しクビを決めた。そんな時、ボクテの作品が新人賞を受賞したのが分かったが、秋風が辞退を決めた。鈴愛と裕子はボクテを許してほしいと秋風に懇願したが許さず、ネタの貸し借りをした鈴愛にも破門を言い渡した。ボクテは涙ながらに許しを請うたが許されず、鈴愛のクビの回避だけはとりつけ秋風ハウスを後にした。後日、月刊ガーベラの新人賞が再審査され、鈴愛の「一瞬に咲け」が選ばれ漫画家デビューも決まった、という内容だった。