女優石原さとみ(31)銀杏BOYZ峯田和伸(40)が3日、都内で、日本テレビ系連ドラ「高嶺の花」(11日スタート、水曜午後10時)記者会見に出席した。

 同作は、野島伸司氏脚本の純愛エンターテインメント。主演の石原は容姿端麗で家柄も良く才能があり、全てを持ち合わせる華道家月島ももを演じる。ももの結婚が婚約者の二股交際によって破談という挫折の中、峯田演じる平凡な商店街の自転車店店主の風間直人と出会い、恋に落ちていく作品だ。

 会見では、峯田がサプライズで同作主題歌「ラブ・ミー・テンダー」を弾き語りでエモーショナルに歌い上げた。知らせされていなかった石原は「感動です!」と目をうるませ、「ラブシーンができそうです!」と宣言し会場を沸かせた。「2話3話4話とどとうの展開ですが、(風間と関係が)すごく密になっていくので、今日の会見、本当に感謝です!」といい、「カジュアルな会話が多いのですが、色っぽい一面を見させていただいて、ドキドキした。撮影が楽しみです!」と満面の笑みで話した。

 峯田は「いつもの自分のライブより、全然緊張します」と照れ笑い。第1話では同曲をカラオケで歌唱するシーンがある。「せりふは風間直人という役のフィルターを通して演じられるけど、歌は演じられない」とし、「そこまで頭がまわらなかった」と明かした。

 この日、小日向文世(64)戸田菜穂(44)芳根京子(21)千葉雄大(29)も出席した。サプライズを仕掛けた小日向は「後半激しくなって、脱ぎ始めたらどうしようかと思った」と会場を笑わせた。

 石原は「みなさんの琴線に触れるドラマになればと思っています」といい、「すてきなせりふがあるので、ぜひそのせりふをキャッチしていただきたいです。第1話は紹介の部分もありますが、どんどんおもしろくなっていって、1人1人の人間らしさが見えてくるので、まずは第1話をぜひ見てください」と強く訴えた。