女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の13日に放送された第89話の平均視聴率が21・6%、14日に放送された第90話が21・8%、16日に放送された第91話が20・6%(ともに関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話と鈴愛が秋風塾を辞め新展開となった82話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)は突然、実家に電話し結婚することを伝えると、宇太郎(滝藤賢一)ら一家は大パニック。そのパニックに乗じて、草太(上村海成)も仙吉(中村雅俊)に10歳上のバツ1で7歳の子供もいる女性と結婚したい事を相談をした。100円ショップ大納言では、失踪から戻った田辺(嶋田久作)が、涼次(間宮祥太朗)がオーナー三姉妹(キムラ緑子、麻生祐未、須藤理彩)のおいであることを鈴愛に教えた。その夜、鈴愛は涼次の部屋を訪ね祥平(斎藤工)と出会ったが険悪なムードになった。そこで涼次を意識したきっかけとなった詩が、祥平が書いたもので製作している映画の最初のナレーションであることを知った。後日、楡野家の実家に涼次があいさつをするために訪れた。不穏な空気になりながらも、仙吉(中村雅俊)の気遣いなどで次第に涼次は楡野家にとけ込んでいった。翌日に家族で出かけることを約束した涼次は、茶の間に準備された床に向かった。そこに入ってきた鈴愛は、涼次が布団の上で涙を流しているところに遭遇。涼次は両親を小さいときに交通事故でなくした事を鈴愛に話した。後日、晴は祖母の廉子(風吹ジュン)から受け継いでいたブレスレットを鈴愛にプレゼント。そして結婚式を迎えた、という内容だった。