葵わかな(20)佐野勇斗(20)が21日、大阪市内で、主演映画「青夏 きみに恋した30日」(古沢健監督、8月1日公開)の公開記念イベントに出席した。約700人が参加した。

 葵にとってはNHK連続テレビ小説「わろてんか」後、初の主演映画。3月まで大阪で暮らしていた葵は「ただいま~」とあいさつ。関西弁のイントネーションで「青夏、おもしろい映画になっています。よろしゅうお願いします」とPRした。

 南波あつこさんの同名コミックが原作。都会で育った葵が演じる高校生の理緒が、ひと夏だけ祖母の住む村で暮らす。その村で暮らす佐野演じる青年の吟蔵に出会い、夏休み限定の恋を経験する。

 私生活では2人とも20歳の夏を迎える。6月に20歳になったばかりの葵は「お酒も飲めるようになったので、ビアガーデンに行ってみたい。大人の夏と言えばビアガーデン」と笑顔を見せた。

 「海外に行きたい」と話した佐野に、大阪のファンから「行ったやん!」とツッコミが入ると、「もう1回、行きたいねん。イタリア、ピザが食べた~い」と熱く語った。最後に「この暑さを吹っ飛ばすようなピュアな映画です」とPRした。