テレビ朝日系「痛快!ビッグダディ」で知られる林下清志(53)氏の三女で女子プロレス団体「スターダム」の入団テストに合格した林下詩美(19)が、プロ入りの経緯やデビュー戦への意気込みを語った。

 24日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」は、今月5日にスターダムに入団した詩美に密着。詩美は中学・高校では柔道部に所属し、自宅でも父や家族とともに柔道三昧の日々を過ごしていたという。その後、プロレスラーになる夢を抱くが、「プロレス好きになって、やりたいっていうのはあったんですけど、家族も多いですし、自分の下にはまだ高校を卒業していない学生もいっぱいいる中でできる環境じゃないなと思って、したいけどできない夢だと思っていた」と、金銭的な問題もあり、あきらめかけていたと語った。

 しかし高校卒業後に1年間就職し、姉弟たちが高校受験する費用を全部払い終え「一区切りついたかなと思って、今ならできるんじゃないかなと」と決意。現在はデビュー戦に向けて練習に励んでおり「幸せですね、プロレスの生活。プロレスして、帰ってきてプロレスのグッズと過ごして。プロレスばっかりですね」と語った。

 また、父については「本当に一番大切な存在。プロレスを反対されていたらやっていなかったかもしれないですね。それくらい私にとって大事な存在です」。8月12日に予定されているデビュー戦に向け、「今まで努力してきたことを、ドロップキックもそうですし、全部出しきって、お客さんに『林下、頑張ったな』って応援したいと思われるような試合をしたい」と意気込みを語り、最後は「勝ちたいですね」と笑顔を見せた。