ジャニーズの4人組ユニット、ふぉ~ゆ~が、コメディー舞台「ENTA!」を12月に開催することが16日、分かった。東京・ZEPPダイバーシティで12月3~6日、大阪・ZEPP Nambaで同15、16日、名古屋・ZEPP Nagoyaで同28~30日に開催。初挑戦となるライブハウスのステージで、「笑い」をとことん追求する。

 「ENTA!」はコメディーをメインに、歌やダンスなども織り交ぜた内容。大型LEDモニターにメンバーの表情や舞台裏での生着替えの様子などを映すなど、バラエティー番組的な要素も検討中だ。松崎祐介(31)は「ふぉ~ゆ~が今までやってきた『笑い』の全てを出し切りたい」、越岡裕貴(31)も「ふぉ~ゆ~としてまた1つ成長できる舞台に」と意気込む。

 4人は98年にジャニーズ事務所入り。11年に「ふぉ~ゆ~」を結成し、KinKi Kids堂本光一(39)主演の「Endless SHOCK」など舞台を中心に活動。下積みを続けて地道にファンを獲得し、三十路(みそじ)を迎える昨年秋にジャニーズ Jr. から卒業した。辰巳雄大(31)は「僕らのジャニーズ人生、コメディーみたいなものですから。20年間、常に笑い飛ばしてなきゃ、ここまで来られなかった。今回は年末だし、皆さんにいい笑い納めをしてもらいたいです」と笑った。

 ステージでは、ゲストタレントとのトークも繰り広げられる予定だ。出演ゲストは現在調整中で、松崎は「タモリさんにぜひ来てほしいです!」と話した。リーダー福田悠太(31)は「『これって、ジャニーズがやっていいの?』と思うような、固定観念をぶっ壊すことをしていきたい」とニヤリ。年の瀬、ジャニーズの枠から飛び出た『笑い』を見せてくれそうだ。