タレント三宅裕司(67)が21日、都内で、監修と演出を担当する劇団こどもSETの旗揚げ公演「カジノ・シティをぶっとばせ! ~丁半コマ揃いました」(22日初日、東京・スクエア荏原)の公開稽古と会見をキャストの子供たちと一緒に行った。

 三宅は、前立腺肥大症の治療のためパーソナリティーを務めるニッポン放送「三宅裕司のサンデーヒットパラダイス」(日曜午前9時)などを7月15日から休み、今月12日に復帰したばかり。

 三宅は「全然、大丈夫です。日本人の男性の7、8割経験するもので大げさなものじゃないので。手術したので全然大丈夫です」と明るく元気に語った。さらに経過も説明。「前立腺が大きくなりますよね。普通の人が15グラム。肥大と言われる人が30グラム。私は100グラム。大変なことでした。ぼうこうに尿がたまって、そのまま1カ月ぐらい公演とかをしていたので、尿が腎臓まで行って、腎臓の数値が悪くなったので、腎臓の数値を下げることをして、そのあと手術したので時間がかかりました。みんなぼうこう待ちでした。私がぼうこう休暇だったので」と笑った。

 舞台は劇団スーパー・エキセントリック・シアター創立40周年企画の1つで、同劇団の大人が演じた前年の内容を翌年、小1~中3までの子供たち約50人が演じる。三宅は「僕が一番ドキドキしているかも。僕は四捨五入すると70歳。いつ引退するか分からないので、40年近くやってきたミュージカルアクションコメディーを子供たちに伝えたいと思った。彼らが18歳になった時にすべてを身につけた役者になればいい」と立ち上げた理由を説明した。