「ちびまる子ちゃん」の原作者・さくらももこさん(享年53)が今月15日に乳がんのため亡くなっていたことが27日、明らかになった。訃報を受け、歌手山本リンダ(67)がコメントした。

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あまりにもお若いお別れで、とても残念です。毎年、ももこさんとは年賀状のやりとりをしていました。そして、私のコンサートなどにはお花を頂きました。また、お会いしたかったのですがかないませんでした。

平成の時代になって、知り合いや友人の子どもたちが、私のサインを欲しいと言ってきました。それは「ちびまる子ちゃん」の影響です。1991年(平3)に「大3次リンダブーム」が起こった大きな要因の1つが「ちびまる子ちゃん」でした。

ももこさんが私のファンになってくださったイベントが「静岡フェスタ」です。アニメの中にも出てきて、私も声で出演させていただきました。91年の暮れ、ももこさんがご主人と一緒に楽屋を訪ねてくれたことがとても印象に残っています。家族みんなに幸せを運んでくれるアニメを来世でもきっと描いてくださいね。