16日に放送されたNEWS加藤シゲアキ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「ゼロ 一攫千金ゲーム」(日曜午後10時30分)の最終話視聴率が6・8%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回視聴率は、7・1%、第2話6・7%、第3話6・3%、第4話6・1%、第5話7・9%、第6話5・8%、第7話8・3%、第8話5・3%、第9話は5・6%だった。

同作は「カイジ」「アカギ」などを生み出した漫画家福本伸行氏の「賭博覇王伝 零」が原作。コミック発行部数は、300万部を誇る人気作のドラマ化だ。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、若者たちが賞金1000億円のために命がけのサバイバルゲームを展開。その中で互いに助け合い、真の友情を築き上げていく物語だ。

加藤のゴールデン・プライム帯主演は、今回が初めて。町の進学塾で教壇に立つ非正規教員でありながら、名乗らずに人を助ける「義賊」でもある主人公・宇海零(ゼロ)を演じる。ドリームキングダムを主宰する資産家の在全無量を梅沢富美男(67)、幹部の後藤峰子を小池栄子(37)が演じる。サバイバルゲームに挑戦する末崎セイギを間宮祥太郎(25)、義賊の真鍋チカラを加藤諒(28)、ゼロをしのぐ頭脳を持つミステリアスな中学生標(しるべ)を佐藤龍我(15)が演じる。

最終話は、ゼロが勝者となった直後に、在全が倒れる。このままではグループの全権がゼロに渡ってしまうと恐れた峰子は、最後に自分との一騎打ちを仕掛ける。

車いすに乗って現れたのは、ゼロのせいで人生を失い、行方不明となっていたミツル(小山慶一郎)だった。ゼロの正義感の根源となった存在だ。

行方不明だった4年間、在全グループにかくまわれていたことを明かすミツルは、「後藤峰子は姉」と驚きの告白をする。

勝負は変則ポーカー「デイ&ナイト」。1回戦は峰子の圧勝。しかし、病床の在全から、私情を持ち込んだ罰として「負けたら弟を殺す」という極秘命令が下される。

勝てばミツルが殺されること知らないゼロは、驚異的な追い上げを見せる、という内容だった。