年内いっぱいで芸能活動を引退する滝沢秀明(36)が、来年1月から“裏方”として始動し、ジャニーズ事務所ジャニー喜多川社長(86)をサポートする形で帝王学をたたき込まれることとなった。18日、都内で行われたミュージカル「ジャニーズ King&Prince アイランド」(12月6日から来年1月27日、東京・帝国劇場)の制作発表後、ジャニー氏がプランを明かした。

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この日の会見には、舞台で主役を務めるKing&Princeと、HiHi Jetsが出席した。12年11月の初演以降、「ジャニーズアイランド」シリーズの公演タイトルにグループ名が入るのは初めてで、King&Princeの平野紫耀(21)は「ジャニーさんの気持ちが伝わります。期待に応えるというか、期待を越えなきゃいけないです」と誓った。ジャニー氏からは「期待は、大です。追いかけても追いかけても、追いつかないような存在」と激励された。

滝沢の引退について、リーダー岸優太(22)は「『滝沢歌舞伎』で、プレーヤーとしても、作り手としても偉大なる背中を見せていただきました」と振り返った。「これからジャニーさんとタッグを組まれるということで、ものすごいことができるんじゃないかとワクワクしています。いつか僕らも携わらせていただきたいです」と話した。

◆「ジャニーズアイランド」シリーズ 作・構成・演出をジャニー氏が手がけ、ジャニーズJr.が多数出演する。12年11月「ジャニーズワールド」として初演し、その後「ジャニーズアイランド」に名前を変えた。今年1月には「ジャニーズ Happy New Year アイランド」が上演。今回もSix TONES(ストーンズ)、Snow Manや、新グループ「5忍者(ごにんじゃ)」ら多数が出演する。