シンガー・ソングライター絢香(30)が16日、都内のホテルで、「第22回手帳大賞」表彰式に出席した。「コトバとアイデア」をテーマにしたコンテストで、絢香は今キャンペーンのために楽曲「365(サンロクゴ)」を書き下ろした縁で、同賞の審査員と式のプレゼンターを務めた。

賞は2部門に分かれ、名言大賞には2万18作、商品企画大賞には1771作の応募があった。ゴールドのワンピース姿で登壇した絢香は「審査というものをさせていただくのは、初めての経験でした。勉強になることがたくさんあったんですけど、短い言葉の中で、書いた人の見ているものであったり、人との関係性など、いろんなストーリーを感じられるってすごいことだなと思った。心に響くものを選ばせていただきました」と、センスあふれる言葉の数々へ敬意を表した。

大賞には、福島詩乃さんの「明日また友達になる」が選ばれた。ケンカした子供たちが、翌日には仲直りしてまた友達として遊んでいる姿を表現した言葉。絢香は「大人になるとできないし、思い浮かばない。『また友達になる』って、シンプルだけど何てすてきな言葉なんだろうと思う」と刺激を受けていた。