故ホイットニー・ヒューストンさんの娘、ボビー・クリスティーナ・ブラウンさんが浴槽に沈んでいるのを発見した友人のマックス・ロマスさんが、薬物の過剰摂取により死去したことがわかった。

ロマスさんは今年初め、ボビー・クリスティーナさんと同様に浴槽の水の中に沈んでいるのを発見されたが、死因は不明だった。しかし、米情報サイトTMZの報道によると、体内に毒性のある薬物が複数発見され、鎮痛薬フェンタニルを摂取したことによる事故死だったと判明した。

ボビー・クリスティーナさん(当時22歳)は2015年1月、自宅の浴槽内で意識不明となって発見された。以来、昏睡状態となっていたが、同年7月に死亡。当時、クリスティーナさんや恋人のニック・ゴードンさんと一緒にいたロマスさんが、第一発見者と報じられた。

同サイトによると、警察関係者は、ロマスさんはクリスティーナさんと恋人のニック・ゴードンさんに薬物を売っていた仲介人だったと見ていたが、本人は否定していたという。

ボビー・クリステイーナさんは検死の結果、マリファナなどの麻薬やアルコールに酔ったまま水に浸ったことにより、肺炎を引き起こし、死亡したと発表された。

ボビー・クリスティーナさんの法廷遺産管理人は、恋人のゴードンさんがボビーさんの死を引き起こしたとして訴え、「事件当日、ボビーさんを殴り、有毒なカクテルを飲ませた上、意識不明にした」と主張していた。(ニューヨーク=鹿目直子)