所ジョージ(63)がMCを務め、22日にスタートしたフジテレビ系バラエティー「新説!所JAPAN」(月曜午後10時)で、新人ながらアシスタントに抜てきされたカンテレの谷元星奈アナウンサー(22)が27日、起用を知らされた時のエピソード、初回収録時の思い出、今後への抱負をコメントで寄せた。

世界と比べて非常に個性的な日本の特徴にまつわる謎を、多彩なスペシャリスト「JAPANツウ」の解説を交えながら解き明かしていく知的バラエティー。

番組起用を知らされた時の様子を谷元アナは「アナウンス部長から、いつもと違う緊張感で別室に呼ばれた時は、『私、何かやらかしたかな…』と思いました(笑い)」と振り返る。話を聞いている最中は「口が開いたまま、言葉が出てこない状態で、今でも夢かと思う時があります」と驚きを語った。

収録に際して、所からは「人から良く見られようとか、うまくやろうと思うから緊張するんだよ」とアドバイスされたそうで「人間、そんなにうまくできないし、ましてや君は新人なんだし『上手にやろう』とか『良く見られよう』とか、そんなものは一切捨てていい。出来なくていいんだ」と心強い言葉を送られたと明かした。

「『ちゃんとやらなきゃ』という思いで空回りする性格なので、その呪縛から解いてくださって、涙が出そうでした」と思い起こした谷元アナは「この言葉は、一生忘れないと思います」と感激した。

1年目で大役を任され、今後の目標とする理想像については「オールマイティーなアナウンサーです。見ている人、出演者、スタッフの気持ちを考え、自分で処理して発信できるアナウンサー」と語った。

チャンスを与えられたアシスタント業で「失敗もすると思いますが、所さんという大御所の胸を借りるつもりで、その姿勢から学んで大きく成長したいです」と意気込んだ。

29日の放送回では、日本経済を動かす「習い事」と「女子会」に関する謎を取り上げる。